chilliぶろぐ - Chilli Blog 2011年10月

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唐辛子栽培マニアのブログです。 たまに猫とかPC&カメラの話も出てきますが、その辺りは適当に。

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Henderson - Berlin - Chambers “The Ten Sixteen Gig” O-East

2011年10月16日、Fusion界のスーパーギタリストScott Hendersonと元Yes&King Crimsonのドラマー、ビル・ブラッフォードのソロバンドを始め、アランホールズワースのI.O.U、ジョンアンダーソン抜きのYes「アンダーソン・ブラフォード、ウェイクマン&ハウ、渡辺香津美のスパイスオブライフツアー等に参加、現在は音楽学校の校長をやっているバカテクベーシストJeff Berlin、Santanaバンドでお馴染み、毎年数回は来日している当代きっての人気ドラマーDenns Chambersが2年ぶりに行うスーパートリオの来日公演を観に行ってきました。
2011-10-16-01.jpg

この面子での来日は2009年10月のSTB139公演以来ですが、これを切っ掛けに年数回ツアーをやっていて、"Holdsworth, Bozzio, Levin, Mastelotto”と同様に日本での特別プロジェクトがレギュラーに繋がった形。

前回のブログ記事

これが前回のツアーの様子




DVDで出して欲しい…。

プロモーターであるアンドフォレストの予約システムは通常のJazz Clubとは変わっていて、数日の公演があるときには通しで枚数を買うほど良い席が割り当てられるなどちょっと独特。
今回は公演は1回のみ(前回は2回)だったので出来るだけ良い席を入手すべく踏ん張って予約を入れた結果、これまで取れたことの無いような最前列の良席をゲットすることに成功しました。実はこれには理由があるんですがそれは後述。
2011-10-16-01-02.jpg

公演当日、場所は渋谷のO-Eastで、昔はON AIR EASTだったところなのかな?
当時バンドでライブをやったことがあるんですが、出入りが夜だったので殆ど記憶にありませんでした。
2011-10-16-00-00.jpg
渋谷はどうも苦手。人が多いし、昔映画の輸入盤ショップに通ってたこともあるんですが、いまだにハチ公前に一発でたどり着けないという…。

現在は最大1300人も収録できる箱らしいんですが、場所はちょっと怪しい細い路地の中にある場所で、隣や向かいに「ご休憩3000円 宿泊5000円」なんて看板もチラホラ。
2011-10-16-00.jpg

10分から15分ほど遅れて会場すると、ちょっと小さめのホールで(そのままだけどw)二階も含めるとかなり広く感じました。
2011-10-16-02.jpg

2011-10-16-03.jpg

記憶に残ってるOn Air Eastとは全然違うからやっぱり別なのかな…。
ライブ前にスコへンの機材をチェック。
アンプヘッドはShurのOD100でキャビネットはマーシャル、
2011-10-16-04.jpg

セッティングも見えます。
2011-10-16-05.jpg

アンプ上段にはBossの古いハーフラックエフェクターのSE-70とそれをエフェクトループに送るためのShur MiniMix?らしきものが鎮座。

フット類はいつも同じ、ここにある通り。
スコへンのサイト
2011-10-16-06.jpg

セットリストはこんな感じ
01.Equinox (John Coltrane)
02.Mysterious Traveller (Weahter Report/Wayne Shorter)
03.Fee-Fi-Fo-Fum (Wayne Shorter)
04.The Chicken (PeeWee Ellis / Jaco Pastorius Ver.)
05.Giant Steps - Blues(John Coltrane)
06.Blues
07.Actual Ploof (Herbie Hancock)
08.Jeff Berlin Bass Solo
09.Weather Report Medley
The Orphan(Weather Report/Joe Zawinul) - Sight Seeing(Weather report/Wayne Shorter)

Encole
10.Footprints (Wayne Shorter)
途中のブルースは曲名が分からず。インプロビゼーションのJAMかも?

オープニングがスローテンポなのは前回の「All Blues」と同じなんだけど、一緒に行った友人も「なんであんなにマッタリと始まるんだろう」と不思議がっていました。
ウォームアップ的な意味があるのかもしれないけれど、正直ちょっと疑問の選曲で、頭はやっぱりガツンと始まった方が効果的じゃないのかな、と。
前回と違うのはJaco Pastoriusでお馴染み、9月のScott Kinsey Group韓国公演でも演奏していたJames Brownの「The Chicken」が入ったこと。


韓国公演の映像


この曲なんか人気もあるし、オープニングに持ってきた方が良かった気が…。
ScottとJeff Berlinの巧さが際立つGiant Steps等を経て、「ちょっと時間をくれないか、ひとりでやるから」とJeff Berlinのソロタイムに。
前回は「君が代」を交えてクラプトンのカバー、定番の「Tears in Heaven」をプレイしたんですが、
今回は客席から「何か適当にノートを言ってくれない?」とリクエストを求め、3音くらいを元にしたインプロビゼーションを組み立ててました。この辺りはさすがJeff Berlinで、シンプルなノートから自由に展開を拡げていく至高の技を存分に見せた感じ。本当、Jeffの左手のレガートテクは絶品で、音のツブの揃えかたが素晴らしい…。


この間スコへンとデニスは奥に引っ込んでたんですが、戻って来たときに客席にいた日本在住のドラマー、Tommy Campbellに声をかけてSit-in。
トミー・キャンベルのプロフィール
客席にはトミーと共につのだひろも来ていました。

デニスを除いたトリオでWeather Reportのメドレーを演奏して、デニス不在のままでステージが終わるという妙な形に。アンコールではデニスが戻り、Wayne Shorterの名曲「Footprints」をプレイして終了となりました。
デニスは毎度の如く数曲でソロを取り、客席からの声援も一際大きく受けてました。

Weather Reportの「D-Waltz」がセットリストから落ちたのも残念ですが、個々の演奏は素晴らしく、特にスコへンのプレイは完璧。台湾公演を経ての来日にも関わらずアンサンブル的には若干集中力に欠けた部分もありましたがコンパクトにまとまってはいたと思います。

公演終了後にはローディーを使わないスコヘンがステージに戻ってきて自分で機材を収拾。
2011-10-16-07.jpg

やがて人が集まり始め、世間話やジョークを飛ばしながら20分くらい?和やかに話し込んでいました。
2011-10-16-08.jpg

「朝4時に起きて来日、そのままプレイして今日も4時に起きてフライトなんだ」てな感じのことを言ってましたが、色んな面でドタバタした感が強かったのが今回の印象。
今回もっとも気になったのが集客力の弱さで、この超絶プレイヤーのバンドを招聘しているにも関わらず、客席は6~7割ほどしか埋まってない状況。
これはあちこちでも言われてますが、この公演の情報が伝わってなかったのが最大の原因じゃないかと。
アンドフォレスト主催の公演に行ったことのある人ならメールで情報が来るのかもしれないですが、基本的にはサイトに行かないと分からないし、チケットの売り出し後も殆ど宣伝はされてなかったような…。

実際これが原因で当日券の客待ちとなってライブのスタートに遅れが生じていたし、なによりアーティストのモチベーションには大きく影響していたと思います。
スコへンは前回来日時には3月10日にSTB139で東京公演をやり、翌日の仙台公演に向けて移動中に東北大震災に巻き込まれて大変な思いをしています。
震災の被害に遭わなかったのも実際の所はラッキーだっただけで、たしか本当なら数時間早く現地入りしてリハーサルをするハズだったのを、公演先の都合で少し遅らせたことが幸いした形。
それでも福島にいるときに地震が発生、そのまま足止めを食らって十数時間かけて戻って東京に舞い戻り、その後の台湾公演はキャンセルするなど散々な目に遭ったにも関わらず、半年で戻って来てくれた人。
なのにわずか1回の公演で席が埋まらないのは本当にあり得ない事態としか言い様がないわけで…。

そんな思いを露わにすることもなく懸命にプレイしてくれた彼らには感謝の気持ちで一杯ですが、ライブ終了後のサイン会はちょっと心中複雑で参加せずに帰ってきました。
2011-10-16-09.jpg
帰りに入ったカレーショップでは豆のカレーが傷んでたし…。

バンドに関して言えばひとつ疑問に感じたのがセットリスト。基本的に前回と殆ど同じ、ウェインショーターやコルトレーン、ハービーハンコックの曲がメインなんだけど、何故彼ら自身の曲をプレイしないのか、と。
恐らくJeff Berlinのソロアルバムの曲やPlayers、スコへン、デニスのソロからの曲をメインにした方が客受けも良いんじゃないかと思うんですが…。わざわざ高い日本のカバーチャージを払ってまでこの選曲にする必要はあるのか…。
勿論Jazz/Fusionの名曲も素晴らしいんだけど、絶対に彼ら自身の曲の方が熱いハズ。



リハーサル時間が取れない、ってのが最大の理由だとは思うんですが。

私的にあらゆるミュージシャンの中で最高に好きなプレイヤーのライブだけに演奏には満足しましたが、ちょっぴり後味の悪い1日となってしまいました。演奏では無くマネージメントやプロモーションに関してですが。
お客の反応は決して悪くなかったし、音楽的には文句なく高水準。次の来日は来春という話、とチラリと聞いたような気がしますが、是非次回はプロモーションをしっかりと頑張って欲しいと期待します。

今月末にはScottと同じTribal TechのメンバーであるScott KinseyのライブがBluenote Tokyoでありますが、そちらにも参加して欲しかったかなぁ。でも渡辺香津美だからいいか。。
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  1. 2011/10/21(金) 07:28:22|
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